五泉市議会 > 2020-02-28 >
02月28日-一般質問-02号

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  1. 五泉市議会 2020-02-28
    02月28日-一般質問-02号


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    最終取得日: 2021-09-17
    令和 2年  2月 定例会(第1回)         令和2年第1回五泉市議会定例会会議録 第2号               令和2年2月28日(金曜日)                                            議事日程 第2号                      令和2年2月28日(金曜日)午前9時30分開議 第 1 議事日程について 第 2 発言の取消しについて 第 3 市政一般に関する質問                                            本日の会議に付した事件 日程第 1 議事日程について…………………………………………………………………………71 日程第 2 発言の取消しについて……………………………………………………………………71 日程第 3 日程の追加と変更について………………………………………………………………72 日程第 4 当局報告……………………………………………………………………………………72        (1) 新型コロナウイルス感染症の対応について 日程第 5 市政一般に関する質問……………………………………………………………………77       12番  伊 藤 昭 一 君…………………………………………………………78       18番  羽 下   貢 君…………………………………………………………86        9番  安 中   聡 君…………………………………………………………95                                            出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  羽 藤 淑 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  落 合 英 昭 君   企 画 政策課長  佐久間 謙 一 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  早 見   裕 君  市 民 課 長  青 木 幸 也 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  廣 田 雅 代 君   高齢福祉課長兼  熊 倉 雅 行 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  林   浩 之 君   農 林 課 長  石 川   聡 君  商 工 観光課長  佐 藤   豊 君   都 市 整備課長  塚 野 一 也 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  松 川 稔 明 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 五十嵐 玲 子 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  羽 下 幸 彦 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 長谷川   亘 君   村 松 支所長兼  松 澤 一 則 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前 9時30分 開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は全員でありますので、これより本日の会議を開きます。 △日程第1 議事日程について ○議長(林茂君) お諮りをいたします。  本日の議事日程についてであります。お手元に配付の日程表のとおりとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定いたしました。 △日程第2 発言の取消しについて ○議長(林茂君) 次に、日程第2、発言の取消しについてであります。  松川徹也君から昨日の本会議における発言について、会議規則第65条の規定により不適切な発言として発言の取消申出書に記載した部分を取り消したいとの申出がありましたので、この際この申出を許可することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、松川君からの発言の取り消しの申出を許可することに決しました。                                                      〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ただいま市長より発言の申出がありますので、この際これを許可いたします。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。発言の機会を与えていただきまして、大変ありがとうございました。  実は昨日、安倍総理大臣新型コロナウイルス感染症対策につきまして政府発表されました。その件では、首相の発言要旨につきましては、25日に決定した基本方針で示したとおり、感染の流行を早期に終息させるためには、患者クラスター、集団が次のクラスターを生み出すことを防止することは極めて重要です。徹底した対策を講じるべきだと考えています。何よりも子供たちの健康、安全を第一に考え、多くの子供や教員が日常的に長時間集まることによる感染リスクに備える観点から、全国全ての小学校、中学校、高校、特別支援学校について3月2日から春休みまで臨時休校を行うよう要請します。入試や卒業式を実施する場合は、感染防止の措置を講じたり、必要最小限の人数に限って開催したりするなど、万全の対応をお願いしますと発表されました。よって、本会議中でありますが、この後、当市の新型コロナウイルス感染症対策本部を開催したいと考えております。当市の対応を協議した旨ご報告させていただきますが、しばらくの間、時間を頂きたいとお願い申し上げるところでございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(林茂君) 今ほど市長からの話の中でですね、今後とも小中学校とか、いろんな対応を検討するということでありますので、しばらくの間休憩。          午前 9時33分 休憩                                                      午後 2時28分 再開 ○議長(林茂君) 再開をいたします。 △日程第3 日程の追加と変更について ○議長(林茂君) 日程の追加と変更についてであります。  市長より当局報告の申出がありました。この際、これを日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、この際これを日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることに決しました。 △日程第4 当局報告 (1) 新型コロナウイルス感染症の対応について ○議長(林茂君) 次に、日程第4、当局報告であります。当局の報告を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 本会議の開会中に時間を頂きまして、新型コロナウイルス感染症対策本部を2回ほど開催させていただきまして、市の対応をまとめ上げましたので、当局報告として報告させていただきます。  昨日安倍首相新型コロナウイルス感染症対策本部会合での発表により、対応を協議すべく、午前10時より五泉市新型コロナウイルス感染症対策本部を開催いたしました。協議の結果につきまして主なものをご報告申し上げます。  まず、学童、生徒の関連の対応であります。首相要請では、3月2日から春休みまで臨時休校を行うこととされておりますが、周知と準備の期間等を勘案し、市内小中学校につきまして、3月3日、火曜日から3月15日、日曜日まで休校とすることといたしました。その後は、情勢を見ながら対応してまいります。なお、こども園、幼稚園、保育園については、平常どおり開園いたします。  次に、学童クラブの対応についてであります。学校が休校となる3月3日から、夏休みと同じように午前7時30分から午後6時30分まで開設することといたします。なお、利用については、現在の登録者が対象であり、集団感染を防ぐため、低学年を優先といたします。  次に、市主催事業等の対応であります。当分の間について市主催イベント等の中止、自粛等を決定しております。主なものといたしましては、3月7日に予定しておりました中学校の卒業式を3月2日に変更し、生徒のみで実施することといたしました。また、寺子屋事業は本日をもって中止とします。体育施設関連では、市主催スポーツクラブヴィガ主催スポーツ教室を中止としました。また、体育館の学校開放を中止いたします。このほか、3月1日に予定しておりました認知症講演会の中止など、各部署で所管する行事等の中止、延期等を決定しております。  次に、各施設の運営に関してであります。施設の閉鎖は今のところ予定しておりません。利用される市民の皆様におかれましても、体調不良時の利用自粛のほか、手洗い、せきエチケットなど感染予防を呼びかけてまいります。また、ふれあいバス、さくら号につきましても、ドライバーの健康状態を管理した中で、マスクの着用及び手洗い等感染予防を徹底し、運行してまいります。市民の皆様にはご不便をおかけしますが、市の対応にご理解を賜りたいと思います。  周知につきましては、本日全戸配布のチラシを作成し、町内会を通じてお届けすることとしております。  なお、このたびの一連の対応に係る経費の不足等については、最終日に追加補正をお願いしたいと考えております。  以上、新型コロナウイルス感染症の対応についてご報告申し上げました。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、質問をさせていただきます。  昨日安倍首相のほうから大変な発表があって、それに対する対応を急遽取られたということで大変お疲れさまでございます。やはり子供たちの安心、安全を守るというのが一番でありますし、そこから感染が広がっていくというようなことを事前に防ぐというようなことでの今回の対応、それはしっかりと実施していただきたいというところでありますけれども、その中ででもですね、昨日ですかね、麻生太郎氏ですかね、会見なさいまして、こういった休校等に係る経費、そういった場合には政府が払うのは当然だというような発言をされたというような報道がなされております。当然小学校、中学校、高校もそうですが、また特別支援学校等が休校になるということで、今まで昼間学校に子供を預けるという、言い方が適切かどうかちょっとあれですけども、それで自分たちが一生懸命働いてというような家庭というのが結構あると思いますけれども、子供たちが休むことによって、その働いている期間誰も見る人がいないからということで仕事を休んでというようなことも考えられます。そういった方の減収補填、また学校等々、スクールバス委託事業でやっていますけども、子供たちを運ばないことによる企業の減収、またそのほかにも様々な委託事業なさって、一生懸命市のために働いている企業というのはあると思いますけども、そういった減収が予想されるであろう企業に対しての補填などなど、そういったことの対策というのはどのようにお考えでしょうか。
    ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 今現在市の対応として今報告させていただきました。子供の安全、安心を守るためにですね、学校の休校という、本当に国全体の動きということで、それに対して対応を取らせていただく。この件に関しましてですね、コロナウイルスの発症等で被害を被られた企業等の補填というものについては、今現在考えておりません。 ◆9番(安中聡君) 国のほうに市として要請するということは可能かと思うんですけども、そのあたりもなされないんでしょうかね。一応やはり五泉のほうでも一生懸命小さいけれども、頑張っているような企業というのはたくさんあるし、子供さんたちを抱えている一生懸命働いている保護者の方々もたくさんいますけれども、そういったことを考えれば市として何らかの声を国に上げていくというのは重要かと思うんですけども、その辺りはお考えにならないんでしょうかね。 ◎市長(伊藤勝美君) 企業のほうの会社、個人経営等事業所等がですね、不測の事態が発生しますれば商工のほうで制度資金等があるわけであります。そういった対応になると思っておりますし、また個人のですね、所得減額ということに対してはどのようなのがあるのか私分かりませんけども、想定しておりませんけども、そういった個人の補償については今のところ対策本部等では考えておりません。 ◆9番(安中聡君) 残念ながら声も上げないというようなお答えでした。私としてはやはり国のほうにそういった声、少なくともやはり実際に休校することによって様々な不利益生じると思いますので、そういった人たちの生活を守るためにも、ぜひとも五泉市として国に対して声を上げてほしいということを一応伝えておきます。  次なんですけれども、今回このような形で全戸配布されるチラシ作成して配るというようなお話であります。これはこれでよろしいかと思うんですけれども、一番やはり市民の方の不安等々というのは、報道ベースももちろんそうなんでありましょうけれども、実際国のほうから市のほうに、また県を通じてですかね、五泉市のほうにどういった情報が下りてきているのかということを知りたいという方もいらっしゃると思います。当分の間、学校では3月3日から3月15日までというふうな形で期間は打たれておりますけれども、そういったその期間の間の実際の国の動き、また県からどのような、例えば感染者というのがどのぐらい広がっているのかとか、そういった情報を各家庭に例えば1週間後とか、そういったので・・・・ ○議長(林茂君) 簡潔にしてください。 ◆9番(安中聡君) こういった今状況ですよというのを説明することも不安感というのを払拭するためにとても重要かと思うんですけども、そのあたりはいかがですかね、対応としては。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 2時39分 休憩                                                      午後 2時39分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎市長(伊藤勝美君) 不利益を被るとかですね、国の情報を、今私どもの情報も議員各位の皆さんの情報も同じと思っております。そういったことで、情報につきましては、変わった情報がありますれば、対策本部等でしっかり把握しながらですね、市民の皆さんにお伝えいたします。 ○議長(林茂君) 18番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) 昨日の安倍首相の要請では春休みまでという話でしたけれども、当市においては15日まで。次の週を超すと、すぐ小学校も卒業式があって春休みに入ると思うんですけれども、15日に区切った理由をお聞かせください。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長井上幸直君) 小中学校の15日まで区切った約2週間ということで差し当たりということで考えております。校長会とも相談をしながら、学習の状況に応じて変更する場合もあるわけですが、まだ学習が全て終わっている状況ではないということとか、子供たちへの学年のまとめの段階もあるということで、状況を見ながらこのことについては判断をし、学校を再開できるようであれば再開したいということであります。 ◆18番(羽下貢君) 再開できるようであれば再開したいということはですね、15日以前のことを言っている、後のことを言っているんですよね。 ◎教育長井上幸直君) 15日までは休業とするということでありますので、仮に再開とすればそれ以降ということであります。と考えております。 ◆18番(羽下貢君) そうであれば学習の機会が時間的にも、3学期のまとめですから、難しいというのは分かりますけれども、ぜひとも学童、非常に矛盾と思っているのは、学童クラブで取りあえず学校に結局集めるということであれば、全く保育園もそうですけれども、保育園は閉園しないとか、閉めないということでありますから、この点政府は要請していませんけれども、市としてはどのようにお考えですか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 2時41分 休憩                                                      午後 2時42分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 こども課長。 ◎こども課長林浩之君) 学童保育も集団で生活するということにはなりますけれども、厚労省からも保育所、学童、保育は継続的にやってもらいたいという要請が来ておりますので、感染リスク集団生活でありますから、ないとは言い切れませんけれども、保育という視点で指導者の支援をしてまいりたいというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) この前もちょっと市長の文言も取消しされましたけど、幸いとして新潟県五泉市も罹患者が出ていないということでありますので、最大限の安全を確保しながら、きちんと市民生活が平穏にできるようにしていただきたい。これで終わります。 ○議長(林茂君) 4番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) 3ページ中ほどですけども、各施設の運営に関しては、今のところ閉鎖予定をしていない、ふれあいバス、さくら号についても予定どおり運行するということになっています。中に感染予防を呼びかけていくということですけども、自分でできる手洗いや、せきエチケットというのがありますけども、市として除菌アルコールとか、スプレーとかというのをそれぞれの施設に配置するとかという予定はありますでしょうか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 2時44分 休憩                                                      午後 2時44分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 落合総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長落合英昭君) ご質問にお答えいたします。  各施設のほうでアルコール消毒液等は配備してございますが、状況に応じて例えば足りなくなるようであれば、私どものほうでそろえているものもございますので、可能な限りそこでまた補給するなりして対応してまいりたいと思っております。 ○議長(林茂君) 4番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) では、もう一つ、生涯学習課のほうでこちらの対応の要旨のほうに、施設利用団体自粛要請というふうに書いてありますが、団体によっては直前に利用をやめようかという決断をされる団体もあろうかと思いますけども、それについて、スポーツ推進課でも結構ですけども、キャンセルになったときの対応、キャンセル料ですね、こちらをお聞かせください。 ○議長(林茂君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長公民館長村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長松川稔明君) 今のご質問でありますが、新型コロナウイルス感染症に関して取りやめ等、事前に急で、前日でもあるかと思いますが、そういうものに関してはその都度対応していきますので、ご心配なく対応していきますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(林茂君) 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) 2ページで学童クラブの対応についてでありますということで、学校が休校となる3月3日から夏休みと同じように午前7時半から午後6時30分まで開設することといたしますということで、原則今学童に通っている児童を対象にしていると思いますけども、今後ですね、低学年が実際1人で朝から留守番をする状況を危惧される方もいらっしゃいます。そういった場合にどの辺まで対応できるかというのが、答えにくいかと思うんですけども、大阪市ではたしか低学年は受け入れるような話もありました。幸いにも今新潟県、そして五泉市には罹患者がいない状況の中で、不安はどの地域におられる方、日本国内同じだと思うんですけども、そういった部分で今後多分相談等があろうかと思うんですけども、今現在新規ですね、低学年1年生から3年生限定した場合にですね、受入状況は今の既存の施設である程度可能なものなのか、もし受けるとしたらやっぱり新しい受入先をですね、どこかの学校とか、設けなければならないものなのか、その辺ちょっと確認です。 ○議長(林茂君) 林こども課長。 ◎こども課長林浩之君) 学童クラブの関係でございますけれども、このたびは休校ということで、対応になりますけれども、先ほども申し上げましたが、集団生活なんで、感染のリスクがありますけれども、そういう意味からいえば、可能であれば高学年の方からはですね、今回学童を希望しない、控えていただきたいというふうなことで、なるべく少ない人数のほうがリスクは高まらないのかなというふうには思っているところであります。そのような中で、ここで新規の申込みということでいただきますと、正直なところ指導員の確保というのが一番課題でありまして、指導員が確保できない中でなかなか新規の方を受け付けるというのは正直難しい対応というふうに思っております。 ◆19番(阿部周夫君) もし相談来られる方がいましたら、その辺丁寧な説明をしていって、父兄の方々、あと気になるのは7歳、8歳、9歳の子供が1人で朝から晩までいるというのがちょっと、夏休みで想定された部分だったらいいんでしょうけども、いきなり来週からということで不安になる保護者の方もいた場合に、その辺の対応も市としては丁寧にしていってください。  以上です。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第4を終了いたします。 △日程第5 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) 次に、日程第5、市政一般に関する質問であります。昨日に引き続きまして一般質問を行います。  通告3番、伊藤昭一君。 ◆12番(伊藤昭一君) 大変ご苦労さまでございます。議席番号12番、伊藤でございます。令和2年2月定例会、さきに通告をしておきました将来の五泉市の行く末を大きく左右するであろう複合施設の建設が今進められておりますが、このことにつきまして何点か質問をさせていただきます。  質問を始める前に、昨年から中国湖北省の武漢市を発生源とする新型コロナウイルスが日本をはじめ世界各国に感染が広がり、まだまだ拡大の方向であり、中国はもとより国内でも亡くなられた方がおり、この新型コロナウイルスによる様々な業種に弊害が出ております。国内でも東京マラソンの縮小やら、または新潟県では最大級のイベントである、にいがた酒の陣2020も中止と。また、五泉市でも昨日の当局報告、そして今ほどの当局報告、対策本部を設けながら、その中で市内の中学生の修学旅行の延期、そして今ほど話がございました小学校、中学校の臨時休校というふうなことで、本当に日本中が大変な状況を迎えており、そして日本経済にも大きな影響が出始めており、一刻も早く終息をすることを願っております。  さて、五泉市では年4回の定例会が行われますが、とりわけこの2月定例会は予算を審議する重要な議会と思っております。また、五泉市民も注目度の高い議会であり、緊張感を持って臨みたいと思っております。  それでは、本題である複合施設について質問をさせていただきます。今ほども申し上げましたが、伊藤市政の超目玉政策と言ってもいい複合施設は、過去にも例のない規模の箱物の建設であり、来年秋の供用開始を目指して進められております。この施設は、平成26年から計画が動き出しており、何回かの全員協議会で説明がされてきたところであり、ようやく昨年6月定例会の全員協議会で設計書が示されました。五泉市は、50年来の懸案事項でありました東南環状線も2024年の開通を目指し、ようやくめどがついたところでもあり、その東側にいわゆる東公園に隣接した用地に複合施設の造成工事が今進められております。  それを見越したように、赤海、太田地内には郊外のショッピングセンターをはじめドラッグストア、アミューズメントの施設が建ち、それに加えて一般住宅も建設ラッシュで、毎日のように周りの景色が変わってきております。そして、この庁舎の隣にも南部郷病院と北日本脳神経外科病院が統合され、昨年末より開院し、救急指定病院として地域医療を担い、人の流れ、車の流れ、以前にも増して違ってきたように思います。そして、来年の秋には複合施設の供用が開始をされる。そこに東南環状線も開通となれば、市外の人はもちろんのこと五泉市全体の人の流れ、車の流れ、さらには物の流れも大きく変わってくるものと思います。  こういう状況の中で、複合施設について以前から一般質問はありましたが、いずれも明確な答弁がまだ得られなかったというのが現状でありました。しかし、いよいよ来年の秋には供用が開始であり、市民の皆さんも既に造成工事が始まり、どのようになるのか、大きな期待と、一方では五泉市の財政は大丈夫なのか、人口が急激に減少している中、将来に負の財産として残らないのか等々、むしろ不安の声が多く聞こえてきております。そこで、ぜひ五泉市民には安心のできる明快な答弁とビジョン、展望を示していただきたいと思い、そこで伺います。  1点目であります。複合施設の起工式が11月27日に行われましたが、工事の進捗状況はどうかを伺います。  2点目として、現時点での総工費はどれくらいと見ているのかを問うものであります。最初に我々に話があったのは平成27年11月4日の全員協議会で、複合施設構想とこれについて題し、25億円規模を予定をしている。その後何回かの全員協議会を経て平成30年12月の全員協議会の席上、建設業界ではオリンピック、またはパラリンピック等人件費、資材費等の高騰により3億円を増加し、28億円との説明でありました。さらには、先般の12月定例会では、造成費、建設費を含めるとおおむね36億円程度を見込んでいるとの答弁でありました。当初の説明から11億円増の経費が膨らんできている。来年の秋までまだ1年半あります。本当に36億円で大丈夫なのかを伺います。  複合施設の運用を問うものでありますが、3点目。いよいよ施設内の全容が見えてきましたが、そこには都市の広場、協働エリア、生涯学習エリア、産業振興エリアと区分されていますが、この4つのエリアはどのような機能を持ち、運用をどのように考えているのかを伺います。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 伊藤議員のご質問にお答えいたします。  初めに、複合施設の工事の進捗状況についてであります。現在造成工事と建築工事を進めております。今後駐車場や広場などの外構工事を予定しており、令和3年秋の開館に合わせまして順調に進んでいるところであります。  次に、総工事費についてであります。当初の計画から比べますと労務費が2割以上上昇していることや、建築資材の高騰などにより、建築費につきましては、28億円を予定しております。また、建築費以外の用地購入費や物件補償料、造成工事費や設計委託料などにつきましては、8億円ほどとしており、合計で36億円程度と見込んでおります。  次に、施設の機能と運営についてであります。複合施設の運営につきましては、今年度より生涯学習課に複合施設準備係を設置し、開館に向けた準備を進めているところであります。本施設は、生涯学習エリアと産業振興エリア、2つのエリアをつなぐ共用エリアで構成されており、屋外には都市の広場、緑の広場を整備いたします。  生涯学習エリアでは、芸術鑑賞をはじめ、発表や活動の場としての活用のほか、多目的ホールでは平土間としても使える特徴を生かし、様々なイベントを行ってまいりたいと考えております。  産業振興エリアでは、産地直売、産業展示スペース、飲食店舗を配置し、本市の特産品、産業、観光等をPRすることとしており、現在関係組織、団体と協議を進めているところであります。  共用エリアには、イベントスペースとしても活用できる広いロビー空間のほか、屋内遊具を備えた子供の遊び場を設置いたします。雨や雪の日でも安心して子供が遊べる施設として多くの方からご利用いただきたいと考えております。  県道に面する都市の広場では、様々なイベントを実施し、にぎわいと活気あふれる広場として活用いたします。  緑の広場には、大型屋外遊具を設置し、屋外と屋内の両方で遊ぶことができる施設としてご利用いただけます。  このような生涯学習の推進、観光と連動した産業振興、子供の遊び場や休憩施設の機能を併せ持つ本施設の特徴を生かし、広域交流、世代間交流、市民活動を通した交流など、多様な市民交流を促進し、地域の活性化を図ってまいります。  なお、施設の運営につきましては、民間の技術や経営ノウハウを活用する指定管理者制度の導入を想定しており、施設の能力を最大限に発揮できるよう準備を進めてまいります。  なお、財政的に申しますれば、現在の30年度決算でございますけども、経常経費比率が87.7%、昨日もお話しさせていただきましたが、県内の3位に位置づけられておりますし、実質公債費が10.5%、将来負担比率が94.1%、県平均が103%だと思いますが、健全経営といいますか、財政運営をしっかり見定めながら行政運営を図ってまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆12番(伊藤昭一君) 今までとちょっと違う答弁だなと、明確になってきたんだなというふうに今聞いておりました。答弁をいただきましたが、まず確認をしたいと思います。進捗状況でありますけども、今ほども話がありましたけども、来年の秋にはいわゆるオープン、供用ができるということでよろしいんでしょうか、改めて確認したいと思います。 ○議長(林茂君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 現在の工事の進捗状況でございますが、6月から造成工事を着手しております。昨年秋からですね、建築工事に着手して、今基礎工事を進めておりますところで、現在順調に進んでいるものと考えております。 ◆12番(伊藤昭一君) 壇上でも話をさせていただきましたが、最初に我々議員のほうに話があったのは、平成27年11月4日の全協でありました。そのときは、複合施設構想ということで25億円規模だと、このように記憶をしておりますが、それが昨年12月の定例会で阿部議員のほうから一般質問で、その中で36億円を見込んでいるというような答弁であったわけでありますが、今ほど壇上でも話をしましたけども、造成工事、いろんな部分が何割か上がったという話も聞きました。用地の取得もあろうかと思いますが、本当に36億円で、あと1年半あるわけですけども、大丈夫なのかどうか、その辺のところをいま一度伺いたいと思います。というのは、市民の皆さんもおおむね36億円というのは大体少なからず聞いてはいますけども、その金額もやはり前から見ると上がってきている。それは、いろんな部分で今ほど話をしましたけども、オリンピックやら、東日本大震災やら、いろいろな部分があって上がったという部分もあろうかと思いますけども、本当にこの36億円大きな金額でありますが、その辺のところ改めてもう一度伺いたいと思います、本当にこれで大丈夫なのかどうかひとつお願いしたいと思います。 ◎市長(伊藤勝美君) 建築工事が28億円、外構、機器等入れまして8億円と、36億円ということでございます。36億円を目指してですね、このお金の中でよりよい施設建設に向けて精査しながら取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。本当に建設費が高騰している、またインフレスライドという労務費単価も上がっているということで、大変厳しい運営になろうかと思いますが、36億円を目指してですね、1円でも、1万円でも減額を見込んでですね、しっかり喜ばれる施設の建設に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ◆12番(伊藤昭一君) 本当に市長が今言われたように、1円でも、1万円でもという話がございましたが、本当にそういう形の中でぜひこれからまた進めていってもらいたいと思います。ただ、市民の皆さんにとっては今までにないような税金を使っての建物であります。その辺のところも含めて本当に大丈夫なのかと、これから五泉市は大丈夫なのかというような不安の声がありますので、ぜひ今の言葉を肝に銘じてまたひとつこれから進んでいってもらいたいなというふうに思っておりますし、ただ、今ほど28億円からということで話があったわけですけども、私の認識ちょっと違ったんでしょうかね、25億円ということで私は認識はしていたんですが、いずれにしましても、11億円が8億円になるということですが、これについても大きな金額であります。ぜひその辺のところは本当にお願いをしたいと思いますし、ただ見通しそのものもやっぱり甘かったのかなというふうには私は思っています。その辺のところはぜひ今後、今ほど言われたようなことで進めていってもらいたいと思いますし、この見通しの甘さといいますか、これについては忠告をしておきたいなと、このように思っております。  あと運用についてでありますが、この施設は今ほど答弁の中で話がございました、人が集まらなければ駄目だ、人を呼べる拠点とならなければ何の意味もないのであります。例えば今ほど話がございましたけども、白根安田線沿いに通った人が思わず立ち止まりたくなるようなイベントを開催をするんだというようなことがあります。立ち止まりたくなるようなイベント、それは本当に何なのかなと私は単純に思ったわけなんですけども、これがちゃんと資料を見ますとそういうことが書いてあります。また、生涯学習エリアでは、客席数が500席のホールでコンサートやら落語会やら音楽祭等を年間を通してやるということであります。これがこのとおりいけば、それは本当にすばらしい複合施設になるなと私は思っていますけども、ただその辺についてはどこまで今の段階で、あと1年半ありますが、前からいろんな質問の中で、建物を建てるのと準備をするのと、その中身は同時進行していく必要があるんじゃないかという話が今までも何回もありました。その辺のところも含めてどの辺のところまで話が進んでいるのか。また、白根安田線で思わず立ち止まりたくなるようなイベントとはどのようなことを例えば考えているのか、その辺のところを答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(林茂君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長公民館長村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長松川稔明君) 伊藤議員の質問でありますが、運営計画のほうにも書いてあるとおり、今おっしゃったように人が集まって外から見えるような形で、ああ、あそこに誰かが集まって何かやっているなというふうな興味をそそるような見え方も必要だと思っております。また、それぞれのエリアを、今市長の答弁のほうにありましたが、産業振興エリア、生涯学習エリア、共用エリアを有効活用した、それぞれの催物が連動して何か相乗効果が生まれるような仕掛けも必要だというふうに考えているところでございます。 ◆12番(伊藤昭一君) 今松川課長のほうから答弁がございました。言われることは十二分に承知はしています。ただ本当に、言われるのはすごくいろんな催物を計画している、何々をしている、そして人が立ち止まるようなことを考えていかなければ駄目だという、もちろんそれはよく分かります。どのようなことを例えば考えているのかということなんですが、その辺のところありますか。 ○議長(林茂君) 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 補足をさせていただきたいと思いますけれども、もともと複合施設を建設するに当たっての考え方というのは、人口減少が進んできていて思ったように税収が上がらないという時代がさらに拍車かかっていくんだろうと。だとすると、交流人口に金を落としてもらうことを求めたほうがいいんだろうと。市民から喜ばれる建物がまず1つあって、そしてそこのところに今伊藤議員が言われるような様々な取組があって、よそから訪ねてこられるような仕掛けをする必要があるという考え方でスタートしております。具体的なものについて申し上げますと、私どもは大人はもちろん寄っていただきたいというふうには思いますけれども、子供さんが来ていただくと、子供に親がくっついてくる。そうすると、子供さんが100人来れば親御さん含めて200人になる。お父さんとお母さんが一緒に来てくだされば300人が集まるという、そういう計算。単純にはいかないかもしれませんが、子供さんを引き込むためのイベント等を考えていくべきだ。ですから、あそこのところに遊具等もありますし、私は今考えているのは、5月5日の日はこどもの日でありますけれども、私は月に1日は子供の日ということで子供の日を設定したらいいだろう。申し訳ありませんが、今の住環境でいったときに大きなところで遊べるという子供さんはなかなか難しい。そういう場所をうちの中に求めるというのは難しい。だとすると、座席が収納できるあのフロアのところに木製遊具を置いて、好きに遊んでくださいという仕掛けをしてもいいんじゃないか、そういうことが1つありますし、またそれは雨の日の特効薬でもあるというふうに思っております。ですから、あそこに行ったときに、晴れの日ばかりじゃなくて雨の日でも十分遊べますよということで訴えていけば、五泉市民の子供さんもそうなんですけれども、例えば隣の新潟市にあるような建物だったとしても、あるいは公園だったとしてもですね、選択ができるというふうに思っているんです。新潟にある大きな公園、悪いとは言いません。ですが、そこのところを目指して行く人と五泉市に遊びに来る人とが選別、区別できるような仕掛けをしていけば、私は子供がまだ来る。それに親が付随してついてくる。さらには、親御さんは仁義堅いですから、来られれば何か品物がないかなということで多分見られると思います。で、100円が500円になり、500円が1,000円になる、そういう仕掛けは可能だというふうに思っておりますし、担当課といいますか、それぞれの所管課を集めたときに、そういうものを考えて仕掛けをしていってくれということで話をしておりますので、いましばらく具体的なものについては時間を頂きたいというふうに考えております。 ◆12番(伊藤昭一君) 今副市長から答弁わざわざいただいたわけですが、たまたま昨日の一般質問でも阿部議員のほうから、やっぱり幼児、児童生徒が集える、そういう部分というのは非常に大事だと思います。今副市長が言われた部分というのは、私も本当にそこが一つのこれからの目の付けどころでいかないとなかなか人は立ち寄ってくれないのではないかなと、この辺は私も思っています。ぜひひとつお願いをしたいと思います。  また、今東南環状線がこれから何年か後ですけども、開通になる。今話の中では、大体白根安田線が今通りはあるわけですけども、将来的に東南環状線ができるとどっちもどっち、むしろ逆のことなんかもあり得るかな、交通量、人の流れというのは逆のこともあり得るのかなというふうな部分で私は思っていますけども、その辺のところ当局としては、もしそうなった場合のことも想定してこれから考えていく必要があるんじゃないかなと思うんですけど、その辺のところはどうでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 東南環状線もいよいよ南本町から寺沢地内まで今舗装の段階に入りまして、年度内に開通がされるものと認識しておるところです。県のほうの入札行為も磐越西線の両側も発注されましたし、跨線橋の1本のピンが発注されたということで聞いておりまして、本当に令和4年に開通するということで期待を持っているところでございます。工事費につきましても、国の本当に大きな予算が入りまして、6億、6億と今年度16億がつきまして、予想以上のお金がついて、進捗も順調に進んでいるということで喜んでいるところでございます。また、東南環状線開通目指しまして、議員からお話ありましたが、住宅も順調に建っております。また、スーパーが1店進出するということも決定されているというふうに認識しておりますが、本当に交通体系が変わるということで、またそのがんに付随して、先ほども議論ありましたが、公共交通のバスの運行状況、またデマンドタクシーの運行状況等いろんな面が付随してこられると思いますが、複合施設を建物として市民に喜ばれる施設、また付随したいろいろな政策について議員の皆さんからご指導いただきながら、よりよい行政運営をしていきたいと考えております。 ◆12番(伊藤昭一君) 産業振興エリアについてちょっと伺いたいと思います。ここは、ニット、または農産物ということで先ほど答弁がありましたけども、例えば農産物の関係であれば今五泉市内にあちこちで直売所、法人やら個人やら共同やらということで、あちこちで直売所がありますけども、その辺のところは直売所の数、五泉市どのくらいあるかというのは把握していますでしょうか。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 今ほど手元には資料ございませんが、事務所のほうでは把握しているところでありまして、申し訳ありませんが、数字は今答えられません。(85頁に訂正あり) ◆12番(伊藤昭一君) 直売所が今市内あちこちであるというのはご存じだと思います。五泉にはいろんな部分での農産物、「帛乙女」はじめ「五泉美人」やらいろいろな品物がたくさんあります。新潟県内でもトップクラスの品物がそろっていると、市長もよくそういう話をされていますけども、ただ直売所があちこちである、農家の皆さんはほとんど直売所を2つも3つも掛け持ちでやっていると。その中で例えば今回の新しくできる複合施設の中で、直売所といっても、なかなか正直なところ非常に厳しい部分があるのではないかなというふうに私は思っております。そこの直売をやめてこっちに出してくれというのもこれまた大変なことでしょうし、新しい人、農家の皆さんを探して出してくれというのは、なかなか今農家の皆さんも担い手不足の問題やら、いろんな部分の中で精いっぱいの形の中でやっているというのが現実であります。その辺のところどのような形で実際複合施設のところに直売所といいますか、農産物を販売をするのか。そしてまた、その中で市内外の人を呼んでやるのかという部分については、どの程度まで話が進んでいるか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎農林課長(石川聡君) 直売所のノウハウを持っております農協さんがあちこちで直売所をしているところであります。そちらからどのような運営のやり方であるとかというアドバイスを頂いております。その中で、出荷者を募集するといったところで、農協さんであったり、関係機関の協力をお願いしたいということで協議を進めているところであります。 ◆12番(伊藤昭一君) 協議を進めているということなんですけども、ある程度例えばJA、もしくはいろんな法人の皆さんいろいろありますけども、どの程度まで話が進んでいるのか、出しますよ、どういうものが出ますよという部分までいっているのかどうか。というのは、これ非常に大事な部分だと思います。そのとき話をJAにお願いしていた、生産者にお願いしていたけども、じゃ来てくださいと言ったってなかなか集まらないという部分が実際出てくると思います。それはどの程度まで話が進んでいるのか。やっぱりそういう部分がないと将来例えばできた場合、そのときはあるけども、物が続かないというのがどうしても出てくると思います。その辺のところというのは話合いがされているのか、お願いがされているのか、ちょっと確認したいと思います。 ◎農林課長(石川聡君) 出荷者の募集でありましたり、今ほど議員がおっしゃるように年中農産物があるわけでもありません。じゃ、ないときにどのようにするかといった場合、関連している農協さんの系列のところから品物を取り寄せてもらうような協力もお願いしているところであります。 ◆12番(伊藤昭一君) 系列のということはJAという形だと思うんですけども、新潟みらいであれば海べたから福島県境までの大きなJAがあるわけですけども、それはいろんな部分の中でありますが、ただあくまでも地元産というのはこれはやっぱり今の複合施設の売りですので、その辺のところ足りなくなったときいつでももらえるわやという部分じゃなくて、その辺地元産のやつを売るんだという部分をやっぱりある程度農家の皆さんにも、例えば園芸組織もありますし、法人もあります、いろんな団体がありますので、今からそういう部分の中で話をしていく、ぜひそうしていってもらいたいなと思います。これだけはひとつぜひお願いをしたいなというふうに思っていますので、どうでしょうか。 ◎農林課長(石川聡君) いろいろな会合等で協力のお願いを今後していきたいというふうに思っております。また、先ほど市内の直売所の数字答えられませんでしたが、市内には今17か所というふうに認識しております。 ◆12番(伊藤昭一君) じゃ、農産物は分かりました。  ニット関係でありますけども、東公園、ぼたん園のところに以前交流館とふれあい館の建物があったわけでありますけども、今もありますが、あそこのあの場所でニットの製品をぼたん園だとか、いろんなそういう催物、イベント等にニット製品を置いたりして、一時ずっと置いたり、展示をした、販売をしたという経過がありますけども、今はどうなっているのかちょっと伺いたいと思いますが、商工観光課かな、ちょっと。 ◎農林課長(石川聡君) 東公園の管理棟につきましては、農林課所管しておりますので、私のほうで答えさせていただきたいと思います。春の5月の花木まつりの期間につきましては、ニットの販売を行っているところであります。 ◆12番(伊藤昭一君) 今はやっていない、その時期だけということで今理解をしていいわけですね。当初通年を通してまではいかなくても、それなりのやっぱりニット製品を展示をする、販売をするということだったと思うんですが、ちょっと違っていたらすみませんが。それが、その1週間か10日という部分ですよね、やっているのというのは。それだけしかしていないわけですよね。そのほかの季節的な部分というのはしてあるのかないのか、それ確認したいと思います。 ○議長(林茂君) 佐藤商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 今の伊藤議員のご質問は年間の中でというような意味合いだと思いますが、東公園の管理棟につきましては、今ほどおっしゃられたように開花時期ということで、長くても恐らく2週間ぐらいというふうに認識していますが、そのほかについてはそれぞれ卸しとか、何か総合会館を利用した一時的なものでのイベント販売というものぐらいしか、ものぐらいしかという言い方ちょっと失礼ですが、ものぐらいというふうに思っております。 ◆12番(伊藤昭一君) 2週間ぐらいのつもりであの建物を建てたものではないなと私は思ってはいますけども、ただなかなかこういう部分については総論は賛成、でもいろんな部分で話を煮詰めていくと、各論になってくるとなかなか前に進まないというのが今までの現実だったかなと私は認識をしております。この複合施設の産業スペースがあるわけですけども、当然ニット組合、商工会なんかもありますが、商工会議所なんかもそこに入るわけですけども、十分やっぱりニット組合との話し合い、これからどうやっていくのかも含めて、簡単に言えばニットという製品はいつまでも展示をしておいても、つるしておいても型崩れをしたりいろんな部分があるもんだから、なかなか難しい部分もいろいろあるかと思います。ぜひニット組合との今後のことについても十二分に話を進めていってもらいたいと思います。今ほど話はしましたけども、なかなか総論は賛成だけども、話を進めていく段階の中で非常にやっぱり難しくなってきたり、各論になってくると反対になってきたりという部分があろうかと思います。ぜひ東公園の交流館の反省といいますか、も含めてこれから前に進んでいってもらいたいなというふうに思います。時間がなくなりましたんで、終わらせていただきます。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(林茂君) それでは、次に、通告4番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) さきに通告してあります、人口減少が急速に進む中でいかににぎわいを創造していくかについてお尋ねをいたします。  新潟日報の木曜日に、うぶ声とおくやみという欄が掲載されます。うぶ声の五泉市の数の少なさとおくやみの数の多さにいつも驚いているところでありますけれども、昨日の木曜日のうぶ声は1名、おくやみが14名でした。平成30年の五泉市の出生数が223名、令和元年222名と聞いております。人口の減少はそのままにぎわいの創出につながり、地域の共同体も体をなさない状態になっております。にぎわいにはもう一つ交流人口が挙げられますけれども、市としても指をくわえていたわけではなく、様々な対策を講じてきております。子育て対策、ファミリー住まいる事業などに見られる各種移住、定住対策、また花シリーズに代表される観光事業対策や働く場の提供のための産業振興対策など、数々の施策が実施されてきております。  しかしながら、人口減少は歯止めがかからず、拡大していくばかりであります。今第2次総合計画の後期基本計画が策定されておりますけれども、これまでの対策の有効性を分析、検討していかなければならないと考えています。市のまち・ひと・しごと創生の総合戦略における4つの大きな区分の施策において、他市町村との施策の比較、その実効性、評価、どのように考えているかをお尋ねいたします。そして、にぎわいの創出の原因をどのように分析しているのかお聞かせください。また、これらの分析を踏まえて今後五泉市が取らなければならない方策はどのように考えているかをお聞きいたします。  以上、壇上からの質問を終わります。          〔副議長、議長と交代し議長席に着く〕 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 羽下議員のご質問にお答えいたします。  どのようににぎわいを創出していくかについてであります。まず、本市の人口でありますが、平成18年1月の合併時5万8,436人でありましたが、令和2年1月末現在では4万9,643人となり、人口減少に歯止めがかからない状況が続いております。人口減少は、まちのにぎわいの喪失につながるため、人口の維持を図ることは極めて重要なことと考えております。  こうした状況を踏まえ、活力ある五泉市を維持していくために、平成27年に第1次総合戦略を策定し、様々な施策に取り組んでまいりました。総合戦略の4つの基本目標に沿ってこれまでの取組についてご説明いたしますが、未来世代を守り育てる施策といたしまして、妊娠、出産、子育ての負担軽減を図るため、様々な取組を行っているところであります。具体的には、経済的負担の大きい不妊治療に対する助成について、他市に先駆けて年数と回数の制限を撤廃いたしました。そのほかにも産後1か月母子健康診査費助成や妊婦健診通院費助成、出産サポートタクシー事業等も市独自の取組として負担軽減につながっているものと考えております。また、今年度から保健センターに常設した子育て世代包括支援センターでは、保健師や助産師によるきめ細やかな相談支援体制を整備してまいりました。さらに、産前産後サポート事業として母親の育児不安の軽減や仲間づくりへの支援、産後ケア事業として産後の母体の回復や母乳トラブル、家族の協力が乏しいなどの理由で育児不安の大きい産婦に対して、病院での宿泊、あるいは来所による支援など、個々の状況に合わせた切れ目ない支援を行っているところであります。  次に、産業の活力を高めるため、施策といたしましては、関係団体と連携を図りながら、地域経済の活性化や雇用の創出に向けた施策を展開してまいりました。産業振興では、地場産業であるニットの生産額が前年度を上回り、これまでの取組の成果が見え始めてきたものと考えております。まちなかのにぎわい創出では、五泉商業協同組合や村松さくらカード会などの関係団体と連携し、ポイントカード事業や図書館でのイベント参加者がまちなかを回遊するような取組を行い、商店街への集客を図っておりますが、恒常的なにぎわいの創出が必要であると考えております。  雇用の創出では、最も重要な取組の一つである企業誘致につきましては、難しい課題であると認識しておりますが、今後は、積極的な企業誘致活動や、新たな人の流れを生む空き店舗を活用した起業者支援を継続してまいります。さらには、五泉ニット地域ブランド化事業第2次計画への支援などにより、地域経済の活性化や、それに伴うにぎわいの創出に向け、取り組んでまいります。  次に、五泉の魅力をつなげる施策といたしましては、自然、食、温泉などの豊かな地域資源を生かした交流人口の拡大と五泉の桜を利用したアロマ商品の開発を進め、地域経済の活性化に向けて施策を展開してまいりました。例年春の花シリーズに観光客が集中することから、1年を通し絶え間なく誘客を図る取組が必要と考えております。豊富な自然や農産物、泉質が優れた温泉、ニット、絹織物産業など、五泉が誇る資源を組み合わせ、四季折々の魅力を発信して交流人口の拡大に取り組んでまいります。また、桜アロマ商品については、引き続き商品開発と販路拡大を進め、食する桜、愛用する桜としてPRし、五泉市のイメージアップと販売力の強化を図ってまいります。  また、地域の魅力を生かした移住、定住の促進といたしまして、ファミリー住まいる事業に取り組んでまいりました。平成26年度に事業を開始して以来、令和2年1月末現在で180件、565人の転入があり、住宅建設事業費を総額しますと50億円になっております。本市への移住を促進する施策として大きな効果があるものと考えております。  次に、確かな暮らしを充たすための施策といたしましては、公共交通の維持確保などに努めてまいりました。今後五泉市がどうあるべきと考えているかについてでありますが、人口減少を食い止め、まちのにぎわいを創出するため、これまでの戦略を評価、検証し、新規事業の追加並びに現在取り組んでいる事業の見直しを図り、このたび第2次総合戦略を策定いたしました。新たな戦略では、「ごせんで育ち、ごせんが育つ。~みんなで創る にぎわいのまち~」を将来都市像として掲げ、子育て環境の充実や就業環境の創出、移住、定住の促進などに引き続き取り組んでまいります。  以上であります。 ◆18番(羽下貢君) 様々な施策をありがとうございました。今回にぎわいという言葉を使わせていただきました。普通であれば活力あるとか、元気なという言葉を使うわけですけれども、本当に人口が減少する中で町内会も寂れてきていますし、にぎわいが少ない。ぜひともにぎわいをまた取り戻し、この五泉市、みんなが心豊かに過ごしてほしいなと、こう思い、質問する次第であります。  まず、総合計画将来像のキャッチフレーズの「ずっと五泉。~次の一歩をともに未来へ」というキャッチフレーズですけれども、そのとおりで、次の一歩、今新しいキャッチフレーズの、市長も言っておられましたけれども、この一歩が大切である。その中で、この前、市長のお母様の葬儀のときにいろいろな人と話をしました。その中で、私このにぎわいを取り戻すのは五泉市は遅いんだという話をしたらですね、その話をされた方は、いや、まだ全然遅くない、これから頑張れば五泉市もにぎわいを取り戻せるという力強い言葉をいただきまして、本当に印象に残った方でありました。にぎわいを取り戻すには人口減少対策が欠かせないということは皆さん全員一致の認識であると思いますけれども、人口を増やすなんていうのはできないということではなく、増やしていくことを諦めずに努力をしていかなければ人口減少を食い止めることもできない、こう考えます。その中で、市の内的発展と外的発展要因を考えなければならないということですけれども、まず肝要なのはそこに住んでいる人が、先ほど申し上げたとおり心豊かに平穏に暮らし、そしてふるさとを愛し、誇りに思えるまちという、これが本当の基本中の基本であると、これがにぎわいの創出、創造の基本になると考えておりますが、市長はいかがお考えですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 同意見でございます。市民の皆さんがですね、やはり心豊かに幸せに生活できる、その基盤がなければですね、共助、自分の家庭もそうでありますけれども、家庭が育ってやはり地域共助の手助けができると、にぎわいが創出できるというふうに認識しております。幸せに生活できる施策対策、つながりを持てる対策をこれからもですね、議員各位から、皆様から指導受けながら、またいろいろな皆様から、市民の皆様からご理解、ご指導いただきながら取り組んでいきたいと考えております。 ◆18番(羽下貢君) その中で愛着のある、誇りのあるまちということは、小さいときからのやっぱり教育が欠かせない、こう思っておりますが、地元を誇りに感じられる教育ということで、教育長小中学校は今どのような教育というか、教えがなされておりますでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) 井上教育長。 ◎教育長井上幸直君) 小中学校13校あるわけでありますけれども、我々は郷土を愛する気持ちをまず育てていかなきゃならないと、そういうことで地元の皆さんからの力も得ながらですね、地元を愛し、地元に戻ってきたい子供たちを育てることを一つのモットーにしております。 ◆18番(羽下貢君) 教育長からおっしゃられたのはそのとおりでありますし、それは総論であります。実際だからどのような教育というか、現場ではなされているかと。 ○副議長(剣持雄吾君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 学校では総合学習という時間がありますので、そちらのほうで例えば郷土の料理を地元の方から来てもらって教わる、あとは郷土の地元にある歌ですとか、そういったものを教えてもらうとか、地元の方々から入っていただいて地域の魅力、そういったものを学習しているところであります。 ◆18番(羽下貢君) 総合学習、私も分かりますけれども、私は教育という中でですね、やはり子供たちがまちの中に出ていただきたい、旧村松であれ、旧五泉市であれ。そういった実際に地域に住む人たちに触れて、また場所に触れて、その感覚というか、匂いとか、そういうのを身につけてふるさとにまた帰ってきたいなと思うような感情というか、気持ちを持ってもらいたいと、こう思うんですけど、いかがですか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 新年度予算の中でも組み込まれていますけれども、令和2年、地域コーディネーターという方を各学校に設置しまして、子供たちが地域に出ていって学ぶ、また地域の方から学校に入っていただく、そういう地域的にトータルして子供たちを教育していこうという方向に向けて進めていきたいと思っておりますので、羽下議員がおっしゃるとおり地域に根差した教育というものを進めていけるかと思っております。 ◆18番(羽下貢君) それは新しい取組ですので、よく応援して見ていきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。そういった中で、先ほど言った内的要因ですけれども、生活ができなきゃいけないといったことで、じゃここはどうなの、地形的、地理的にはどうなのということでありますけれども、新潟市にも近いということであります。ただ、交通網の整備がこれでいいのかということですけど、今東南環状線が工事されておりますけれども、なかなかやはり新潟市に行く分にとっても、あの土手沿いであろうと、小口のところや金津であろうとですね、なかなかやはり混雑して朝も大変であります。そういった中で、恐らく国の高規格道路というのは条件に合わないから、できないとは思いますけれども、幹線道路拡張延伸が必要であると思いますけれども、そういった考え、例えば以前佐藤浩議員が下越病院に行く道のところいいんじゃないかという話をされましたけれども、そういったことで交通網の整備をするという考えはお持ちではないでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 五泉市の新潟市に向かう道路の山を越えなければならない、また新津村松三川線がプラント5、横越から土手に上がるということで大変危険を感じているということでございます。今お話にありました下越病院につなぐ道ということで、下条大橋の西側が岡田まで土地改良事業に合わせまして道路改良をしていただくということで決定を見まして、大変喜んでいるところでございます。また、広域農道におきましては、下越病院側のほうも整備されると、下越病院にくっつくということで、くっつくという言葉があれですけども、整備されるということで、一体的に下越病院までに走れるということで期待しているところでございます。今お話しのように金津峠、また大沢峠、市役所から県庁まで40分、45分で行くわけでありますけれども、やはり朝のラッシュとか、時間帯においては出ていく車というのはなかなか難しいというのあります。新潟市は、県の力が及ばないということはあれですけれども、道路管理は新潟市でありますので、秋葉区長、また新潟中原市長、市長会等で会いますので、そういったプラント5からですね、新潟空港から来ている新潟村松三川線でありますので、この延伸を強く要望していきたいと考えております。 ◆18番(羽下貢君) ぜひとも頑張っていただきたいとこちらからお願いをいたします。それで、昨日いただいた公共交通網形成計画、これまだ案でありますけれども、その中でもですね、路線バス、デマンドタクシーの使い勝手の増進でしたっけ、が盛り込まれておりますが、ただ見てみますと、やはり市民の要望、市民感覚とまだずれが生じていると私は思っております。まだまだ考える余地があると思っておりますので、これは毎回、毎回言っていることでありますから、ここで要望だけしておきます。  また、JRでありますけれども、五泉駅。五泉駅もその中でエレベーターの設置とか、バリアフリー化ということが記載されていますけれども、私はもう一つ、せっかく南口というか、南口と言っていいのか、五泉中学校のほうのところですけれども、ぜひともですね、自動改札機をJRと相談して設置してほしい。そうすると、このたび造られたあそこの道路とそれが非常に生きるということであると私は思っておりますが、これはいかがですか。 ◎市長(伊藤勝美君) エレベーター棟建設工事に対しまして、JR側と折衝といいますか、交渉を踏んできたわけであります。JRからエレベーターを認めていただきまして、完成したところでございますが、その横に新潟行き、また福島行きの跨線橋があるわけ、歩道があるわけですが、構内のあるわけでありますが、今の市の歩道とそこをくっつければ、そこに自動改札をつければいいわけでありますけども、それをJR側に要請したところでございます。そうしますと、橋上駅をどのように考えていますかと言われまして、やはりJR側とすれば橋上駅を造りたいという、つなげるには、なるわけでありますので、その辺はこれからの課題だと思っています。ぜひ南北で電車に乗れるようJR側と交渉しながら、最大限といいますか、お金のかかる問題でありますので、交渉だけはしていきたいと考えております。 ◆18番(羽下貢君) JRもすぐお金の話をすると思いますけれども、ぜひとも粘り強く交渉していただきたいと、こう思っております。  その他本当に子育て対策は非常によくやられていると私は本当に評価しておりますし、先ほども述べられた不妊治療、年数と回数も撤廃されたと。こういうことは本当にもっと声を大きくしてですね、市外にアピールしないと駄目なんですね。新潟県自体がPRが下手だと言われていますけれども、私は本当に五泉市も下手だと。これからはやっぱり情報性の時代というか、ICTを駆使する時代、AIを駆使する時代ですので、情報発信するということが一番大事であります。昨日の全協でも企業誘致の専門職員を採用するという話で、本当に私は大賛成でありますけれども、情報発信するための専門職員、専門家、これをやはり採用して、情報発信を強化すべきと私は思っておるんですけれども、いかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 子ども・子育て支援ということに関しまして、本当に大学の副学長からお褒めをいただいて、私も自負しているところでございます。本当に情報発信が足りない。水のおいしさを含めてですね、先ほど申しました500人を超える方たちが移住してくる。お金ばかりじゃないよさを移り住んだ人たちからも発信していただきたいと思っていますし、本当にそういった情報の専門家、うちの職員もみんな専門家でありますけれども、なかなか行き届かない、まずの話が五泉市のホームページも更新がいつなのかというふうにお叱りを受けているところでございますので、本当に真剣に考えてPR活動進めたいと考えております。 ◆18番(羽下貢君) 市長も度々お話をされていますけれども、世間に行くとですね、「ゴセンシ」と読んでもらえないですね。「ゴイズミシ」と。この状態はやはり脱却していかなければいけないと、こう思っています。それがやっぱり交流人口の拡大ということにつながると思っています。ぜひともとにかく五泉というところをまず知っていただいて、目を向けていただくというのがスタート地点でありまして、そこからいかに来ていただくかという話が先ほど副市長も言われましたけど、にぎわいを創出するための方策であると、こう思っておりますけれども、例えば交流人口の拡大の中でですね、今回の目玉は、私の前お二人の議員が質問されましたけれども、いわゆる情報拠点複合施設、情報拠点ということをうたっているんですね。申し訳ないですけど、私は今そういう時期ではないと思ってずっと反対をしておりましたけれども、出来上がる以上はこの拠点をどうにか成功させて、五泉市のにぎわいを創出していかなければならない、私もこう思っております。そういった中でですね、まず複合施設の管理運営計画についてですけれども、まず1点、これ複合施設なので、なかなかやはり管理する、運営するのが難しいと私は思っておりますけれども、まず指定管理者が指定されると思いますけれども、その点について、この3つのエリアを統括、管理できる人材の発掘、もしくは育成、これがまずどのようになっているのかをお聞きいたします。 ○副議長(剣持雄吾君) 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 私どももその点が一番危惧されたわけでありますけれども、先般2月の4日の日ですか、岩手県の滝沢市で・・・・          〔「2月3日」と呼ぶ者あり〕 ◎副市長(五十嵐明君) 失礼しました。2月の3日の日でありますけれども、そこの複合施設が図書館と私どものホールと、それから物販施設と、そういうものを営業しているというか、行っているところがございまして、そこに行ってどういう管理を、あるいは運営をしているのかということを勉強してこいということで、視察に行ってもらいました。その結果として、指定管理者がちょうどいいと言うと失礼ですけども、随分と理解のあるといいますか、力のある指定管理者がおられて、さらに言うと、そこのところに相当の情熱を持った職員が1人いて、指定管理者に動かされるんではなくて、その情熱を持った職員が指定管理者にあれこれ注文をつけていくという、そのところまで復命をしてもらいました。私どももできたらそういう形での指定管理者が手を挙げてくださって運営に携わる。それ以前に私どものほうでも情熱を持った職員がそこのところに配置になるように、ちょっと頭をひねりたいなというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) そのとおりだと思っております。例えば本当に人気のある道の駅等々の大規模な施設においてもですね、本当に情熱を持った方がいらっしゃるところはにぎわいがある、そうでないところは、新しいうちは一、二年人が行きますけれども、すぐ三、四年すると寂れてしまうという状態であると思います。そういった人材がこの五泉市に来ていただける、もしくは育てることができるということが一番いい結果になると思っておりますが、まずその指定管理幾らになるか知りませんけれども、維持管理費としてどれほど予定をしておるんでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長公民館長村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長松川稔明君) 維持管理費の定義がいろいろあるかと思うんですが、今お話しできるのは例えば清掃費とか、設備補修、建築補修、舞台、光熱水費、除雪費、警備費とかという施設に係る部分の形になるかと思うんですが、管理部門としては人件費含めないと、大体管理部門では4,500万円前後になるのではないかということで、一般的に専門事業者による概算見積りや設計者による積算から基づいて計算したところであります。 ◆18番(羽下貢君) 私は、だから成功させるためにはですね、指定管理者に、こういう言い方失礼ですけれども、お金をたくさん支払ってもいいと思っています、本当に。それだけとにかくこの五泉市ににぎわいを創出していただける人材が欲しいというか、を見つけて採用してほしい、これはお願い事でありますけれども、とにかく箱物は造ったが、その後は尻すぼみでどうしようもないと、これが、こんなこと言っちゃ失礼ですけど、今までの大体箱物政策でありましたけれども、そういった成功例、滝沢市に限らずですね、本当に大都市じゃないところでも人口が増えていたり、そういったことでにぎわいがある地域が数多く多分全国的にある。そういったところにしっかり研修視察に行かれて、本当に情報拠点としてにぎわいが創出できる建物になっていただきたいし、運営をしていただきたい、これは本当にお願いいたします。その中で情報発信ということで計画の中でいろいろ書いてはあるんですけれども、先ほど言った情熱ある職員が必要だということで、もう一つ、そこに付随してという言い方はこれも失礼かもしれませんけど、やはりそれを盛り立てる市民ボランティアの育成というのは非常に大切だと思っているんですけれども、その点いかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) この施設に限らず行政運営するに当たりましていろいろなところの部門があるわけでありますので、ボランティアの力というのは本当に大きいと思っています。1つの団体があっても、それを手伝い、サポートする人たちがいると、そういった心強いといいますか、これから今人口減少問題ということで各地域のお祭りが少なく、続いていけない。そうしますと、やはり学校単位で隣の集落の子供たちもそこへ参加してやれやと、そういった大事なことから、いろいろなことがあろうと思います。総合複合施設につきましても、子供の遊び場造ったとしても、そこを見て、親のほかに誰かがそばにいてくれて手助けしてくれるボランティアの方が率先して手を挙げて、そこに張りついていただけるという、そういうことも大事だと思っていますので、ボランティアの育成ということに各方面、防災も含めて考えていきたいと考えています。 ◆18番(羽下貢君) 申し訳ないんですけれども、私が考えているボランティアと市長が今答弁されているボランティアちょっと違うんですけれども、ボランティアをきちんと育てていただいて盛り立てていただきたいと、これはまた後でいろいろ議論したいと思いますので、時間があと6分しかありませんので。  そのほかに、以前に建てられたごせん桜ということでアロマ工房でありますけれども、まず市の購入を除く実際の売上げは幾らかということでお願いいたします。
    ○副議長(剣持雄吾君) 佐藤商工観光課長。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 市の関係を除いてということでございます。今年度1月末現在でありますが、今年度分、1月末現在全体で426万円ほどで、市の関係がそのうち17万ほどでございます。 ◆18番(羽下貢君) これはですね、これを運営するときに指定管理者にお願いをするときにですね、経営計画というのを出していただいていろいろわあわあ議論されたところでありますけれども、やはり現状では地域になじんでいない、まだ有効性、有用性が認められないと私は本当に思っています。これも批判するんじゃなくて、あそこで何とかにぎわいを創出していただきたい、こう思っているからであります。まず、アロマ工房、みんなに注目されて本当に来ていただくということがまず大前提でありますけれども、今の状況では人数が増えるということはあまり考えられません。そういった点を踏まえてですね、さらなるにぎわいをつくり出すのには何が必要であると考えますか。課長でいいです。 ◎商工観光課長(佐藤豊君) 昨年度、30年度オープンいたしまして、今議員がおっしゃられた集客の関係でございますが、昨年度の実績で来場者数が5,300ぐらい、それから今年度が1月末で約8,000人ということで、増えているから、決して伸びているからいいということではございません。やはりにぎわいを持たなきゃならないということでございますから、今現在の売上げ的には昨年が200万、今年が今ほど申し上げた400万ということで、これも数字上は倍でありますけれども、決してこれで満足しているわけではなくて、やはりお客さんがおいでになるのとある程度比例していくこともあろうかと思いますので、いろんな部分で、地元に密着していないというご意見もいただきましたので、特に村松地域の地元の方とともに、コラボできるようなものがあるのか、十分研究していきたいというふうに考えております。 ◆18番(羽下貢君) 要はフリーマーケットが開催できるような施設とか、体験型、いろいろなものを抽出できるわけですから、体験型ツアー今はやりですから、そういうような企画をするとか、とにかくあそこに人が来ていただけると、そういった中ではまだ村松公園との一体化ということも考えなきゃいけませんけど、野球場が間に入っているので、やっぱりちょっとずれるんですよね、どう考えても。そういったことも勘案しながら、村松公園を整備しながらアロマ工房が生きるということを考えていただきたいなと、このように思っておりますけれども、ぜひとも五泉、村松はやっぱり桜ということでありますから、その点も踏まえて市長、気持ちをお聞かせください。 ◎市長(伊藤勝美君) 大変注目を集めているアロマ、桜のエキスでございます。いろいろなところから引き合いがあるわけでありますが、液を売ってくださいとあるわけですけれども、なかなか誘客と、複合の、製品等はいろいろ出来上がって、桜の焼酎等も出来上がったということで、アイスクリームもそうでありますけれども、いろいろなことにやっているということはあれなんですけれども、やはり今言うように集客、あの近辺に新潟大学農学部の農場、牛があるわけでありまして、公園の桜と・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 小動物とか、いろいろなところで子供さん、さっきの子供の遊び場ということありますが、子供を呼び寄せられる施設ということで何かできないかと考えております。 ◆18番(羽下貢君) 1分ないと思いますので。  あともう一つ、五泉花シリーズは、残念ながらミズバショウから始まってボタン、シャクヤクまでなんですよね。ぜひとも秋口まで何とかもたせて花の五泉ということを考えていただきたい。そのためには、規模の拡大も必要だと思います。やはりありますよだけでは注目されません。ここが一番なんですということが必要なんです。いかがでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 花シリーズということで、東公園は花の公園として市内外の方がお見えになっていただいています。昨年しゃくやく園の隣の池に埼玉県の行田市さんから頂きました古代ハスを植え付けまして、開花したところであります。また、新年度予算になりますが、その隣の芝生の広場を改修いたしまして、夏は背の小さいヒマワリを植えるのと、春に向かって菜の花を植えて連作をしていきたいというふうに考えておりますので、また複合施設と一体となった花の期間を長くして誘客に努めたいと考えております。 ○副議長(剣持雄吾君) 次に、通告5番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) 五泉市市議会議員、安中聡でございます。国会でも自民党のひどいやじ、こういったものが問題になってございますけれども、私も非才の身でありますけれども、負けずにしっかりと頑張ってまいりたいと、このように考えております。  さて、質問の前にですけれども、現在日本では、自民党政府によって新型コロナウイルス、これの水際作戦が失敗して各地で拡散が起きているというような状況でございます。そして、実際に亡くなられた方もおられて大変な状況でございますし、また昨今には安倍総理のほうから、小中高、また特別支援学校に休校してほしいんだというようなお話が、国民は日々大変な思いをしているというところでございます。5月下旬のほうには東京オリンピックの開催中止の判断がなされるんではないかというような可能性も指摘されております。オリンピックに合わせた公共事業、また独自の影響も含めた日本経済の失速というものが大変懸念されておるところでございます。やはりこうした状況というのは何とかしていかなければならないというふうに考えているわけでございますし、またそして、一刻も早く新型コロナウイルス、その脅威が去って、国民の皆様の日々の生活が危険にさらされないよう、安心、安全な生活が送れるよう心から願ってやまないところでございます。  さて、本日行わせていただく一般質問でございますけれども、市民から五泉市などに対して様々な意見、疑問等々、そういったもので構成させていただいております。その意見や疑問点、解消するために一般質問行ってまいります。  まず、複合施設について質問させていただきます。建設に様々な費用ひっくるめて市民は約30億円と聞いていたというふうなお話であります。その当初約30億円としていたものが約36億円、これに増額されてしまったというところでございます。私の試算では、五泉市の市債等々ひっくるめて計算しますと、子供たちを含めた五泉市民が背負っていく負担、負債というものが大体100万円ぐらいになる。そう考えますと、36億というようなお金は、五泉市民約3,600人の犠牲の上に総合施設が建てられるところになっているというところでございます。また、私が聞いた際には、維持費に1年間約1億円かかるんだというような試算お聞きしました。このことによって五泉市の財政破綻や将来の市民の税負担の増加、こういったことを危ぶむ声が市民から出ております。なぜ金額がそのように膨れ上がった、そういったことが途中で恐らく分かったと思いますけれども、その際になぜ建設の取りやめ、または規模の縮小の判断、こういったものをしていかなかったのか。自分の懐が痛まないからといって建設を断行した市長や、それでも建てろと賛成した議員は残念ながらそういった負債一切背負うことない、責任を取ることはないというふうに私考えておりますけれども、その代わり市民はやはりこういったもの、ずっと五泉市に住む限り払っていくというような状況で、大変な負担を被ることになります。そういったことを理解していなかったのかどうか、そのあたりお聞きさせていただきます。  次に、公共工事について質問いたします。複合施設に見られるような大規模な公共工事において、五泉市内の業者でもできる仕事を元請が五泉市外の下請業者に出す場合があり、五泉市外に工事に関する仕事が流出し、市内の業者に仕事が入らず、市内の経済に寄与しないから、改めてほしいんだというような市民からの指摘がございました。また、下請でできる仕事というのは、元請を挟まないで五泉市が直接発注することで、元請がもうけることになる分の経費、こういったものを削減できるはずなのになぜそうしていかないのかというような市民の指摘もございます。面倒かもしれませんけれども、元請に丸投げするかのごとき公共工事発注方法は見直していくべきだ、そのように考えます。その点ご回答いただきたいと思います。  次に、市長や議員等の給与、報酬削減について質問いたします。独自に試算した特別会計を含む五泉市の地方債完済のための五泉市民1人当たりの負担する金額は、約100万円と私は試算しております。2019年12月末時点の国民1人当たりの借金は約896万円という報道がありまして、それから考えると五泉市民が負担する金額というのは、約9分の1ほどとなりますけれども、新潟県分、これを除いても国の借金と合わせて約1,000万円の負担額となっていて、どう考えても市民は今後苦しい思いをしていくことになるというところであります。加えて、五泉市民の中には、市長や議員は自分たちの給与、報酬を以前より増やして私腹を肥やし、逆に自分たちには今まで市民に還元されていた補助、減免、そういったものを見直していき、税負担などを増やして自分たちに負担を押しつけていると考えている市民が多数います。したがって、市民のこういったおかしいんじゃないかという声にしっかりと応えるためにも、最低でも、私が以前五泉市議会議員だった頃の給与、報酬水準にまず戻すべきであります。その点回答ください。  次に、図書館の生涯学習機能充実と対応について質問いたします。生涯学習の充実は、市民の幸福実現のためには欠かせないものでございます。小説を漫画にした本、またこれは娯楽に比重を置く漫画等々とは違いまして、原書文学への興味を持たせる入門書的役割が大変期待でき、歴史を漫画にした本と意味合い的にさほどの違いはないというふうに考えています。法で漫画に分類されているからといって購入しないなどとして、図書館での購入所有を否定せず、市民から要望があれば対応すべきであると、そのように考えます。  また、年末年始の図書館の開館について疑問の声も出ております。12月28日に特別開館する日がありましたけれども、職員がいるのに新聞を読むことはできなかったというものがございます。新聞というものは、市民の生涯学習に寄与していると言えるものですけれども、職員がいて図書館が特別であろうと開館しているならば、やはり市民の期待に応えるべきだと、そのように考えますし、また新聞すら読めない開館は、職員が休日出勤の日数を稼ぐためにやっているんではないかというような疑念を市民に抱かせるもとにもなっております。いずれにせよ、市民の声に対して図書館の生涯学習機能の充実、これをしっかりと図っていくべきであるというように考えますけれども、その点をお聞きいたします。  以上簡単ではありますけれども、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 安中議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、複合施設の工事費についてであります。当初の計画から比べると労務費が2割以上上昇していることや建設資材の高騰などにより、建設費につきましては28億円を予定しております。また、建築費以外の用地購入費や物件補償料、造成工事費や設計委託料などにつきましては、8億円ほどとしており、合計で36億円程度を見込んでおります。市民の皆様から喜んでもらう施設にすることはもちろん、施設の能力を最大限に発揮させ、五泉市活性化の核として後世に誇ることのできる魅力的な施設にしたいと考えております。  続きまして、公共工事についてのご質問であります。市が発注する建設工事につきましては、地域経済の活性化や市内業者の育成の観点から、競争性が確保されることを前提に市内業者に発注する方針としております。また、大規模な工事で特定共同企業体による入札を行う場合などは、入札公告の中で下請施工や工事資材調達について可能な限り市内業者に発注するよう配慮を要請しており、工事の内容や専門性、工期など総合的な検討がされた中で各受注者から努力いただいているものと認識しております。競争入札の条件として下請業者を市内業者とすることは、入札参加者の自由な事業活動を制限することが懸念され、公正取引委員会の見解でも、下請となる市内業者の受注そのものを約束するかのような地域要件の運用は、地元業者の競争的な体質を弱め、健全な育成を阻害する結果となってしまうものと考えられると示されております。1つの工事を細かく分けて発注することについては、公共工事の積算基準に従えば経費が割高となり、結果完成までの工事費が増大するほか、施工監理の点でも煩雑さが増すなど、必要以上の分割発注は合理的ではないと考えております。  続きまして、特別職の給与や議員報酬についてのご質問であります。さきの12月議会でも答弁いたしましたが、平成29年度に3回にわたって五泉市特別職報酬等審議会が開催され、審議の結果、平成18年の合併以前より特別職の給与及び議員報酬の改定がなかったこと、加えて、合併後議員定数の削減に取り組み、職責の重さが増大したこと、また人事院勧告及び社会経済情勢の変化等を考慮し、引上げを行うことが適当であるとの答申を受けたところであります。それを受け、平成30年2月議会において条例の一部改正についてご審議をいただき、同年4月1日から改定し、現在に至っております。  なお、図書館の生涯学習機能の充実と対応についてのご質問は教育長がお答えいたします。  以上です。 ○副議長(剣持雄吾君) 井上教育長。 ◎教育長井上幸直君) 安中議員のご質問にお答えいたします。  図書館の生涯学習機能充実と対応についてであります。図書館は、年齢、性別に関係なく全ての地域市民を対象とした施設であり、蔵書構成は利用者とともに発展させていくものと考え、公平な収集に努めております。図書館で使用している図書の分類は、日本十進分類法により分類されており、ご指摘の漫画については7類の芸術に該当するものであります。漫画については、極めて数が多く、限られた予算の中で近年の収集は、五泉市出身及び五泉市にゆかりのある作家の作品や、マンガ大賞などの受賞作品の中から購入しております。今後も生涯を通じて読書を楽しんでいただけるよう、図書資料の充実に努めてまいります。  また、年末年始の休館日で職員が仕事に従事する日の新聞をという質問でございましたが、図書館は、五泉市立図書館管理規則により12月28日から翌1月4日までの間は、年末年始の休館日としております。1月4日は、職員は翌日の開館に向けて館内の清掃及び新聞も含め蔵書整理などに従事しております。休館日のため、利用はできませんので、ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◆9番(安中聡君) それでは、再質問という形にしたいというふうに考えております。  今現在市民の関心事というところを私聞いていると、やはり複合施設の問題というのが上がってきています。36億円というところで市民1人当たり約100万円の負債というふうなことを考えていくと、3,600人市民の犠牲の上に成り立つ施設、もっともこれがどうなるかというのは、増額していく可能性もあるというようなところになっておるところでございます。それで、まずお聞きしたいのが、先ほどの議員に維持費の関係で答えられていたところも、ちょっと気になったので、お聞きしますけれども、維持費に約幾らぐらいかかるというふうに試算しているのか。もちろん先ほどは人件費を含めないでというふうな形で答えましたけども、人件費を含めた場合の年間の維持費、これ幾らになるのかお答えいただきたいと思います。 ○副議長(剣持雄吾君) 松川生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長公民館長村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長松川稔明君) 人件費とかということになりますと、私どもは指定管理を想定しておりますので、指定管理の中でどういう人員体制を組むとかというものを含めた中で提案をしていただきたいというふうに考えているところでありますので、一概に何千万かかるとか、1億かかるとか、2億かかるとかというところでは、今のところちょっと試算ができない状況になっておるところでございます。 ◆9番(安中聡君) 人件費を含めない部分、先ほど四千幾らというような話ししていましたよね。でも、結局指定管理にするにしろ何にしろ人件費というのが肝になってくる。それで、実際に複合施設これ幾らかかるのかというのがやはり市民の関心事でもあります。当然今維持費が例えば1億円と見込んでも、何やかんやで実は1億円以上かかりましたとか、2億円かかりましたというような事態もあり得るというところであります。そのためにそこまで人件費を含めた維持管理費というのは答えられないんじゃないかというように推察いたしますけれども、そんなことはないんですわね。あくまでいやどうなるか分かんないから、人件費を含めた推計というのもお出しできないんだというような話になっているんですかね。以前聞いたときには、約1億円ぐらいかかるんだというような回答をお聞きしたんですけれども、どういうことなんでしょうか。 ◎教育委員会生涯学習課長公民館長村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長松川稔明君) 今のご質問の件でありますが、先ほども申しましたとおり、指定管理を想定している中で、今現在の案でありますけど、まだ正式に決まったわけでありませんけど、最低限の人数がこれだけこの事業をしていただく部分については必要だろうという概算をした中で、それプラスアルファ、指定管理者のほうからこの事業を受けるに当たっては何人ぐらい必要なので、人件費としてはこのくらい必要だろうということで、私どものほうといたしましては、上限を定めた中で募集をするのがベターじゃないかというふうに考えているところであります。 ◆9番(安中聡君) その上限というのは幾らというふうに今は見ているんですか。それとも、今現在そんな上限も分かりませんよというような回答なのか、これはいかがですか。 ◎教育委員会生涯学習課長公民館長村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長松川稔明君) まだ要綱もできておりませんので、金額についてはまだ決まっておらないところでございます。 ◆9番(安中聡君) ということは、私回答いただいた約1億円かかるんだというような推計というのは、実は何の計算もなく、ただそう言っただけと、もしくは私にうそを教えたのか、いずれかということですよね、どちらですか。 ◎教育委員会生涯学習課長公民館長村松公民館長村松郷土資料館長青少年育成センター所長松川稔明君) 今ほどの件でありますけど、例えばですが、想定した人数が10人であれば平均して市の平均給与からして、10人であれば人件費を含めた中で1億円かかるというふうな試算というのはできると思いますので、そういうことでお答えしたんじゃないかということで推測するところであります。 ◆9番(安中聡君) 取りあえずそのお答えであれば、約10人ぐらい見ているんだというような形ということですかね。もちろん今後の指定管理、実際に、私はそもそもこの複合施設反対ですけれども、そのあたり指定管理するんだという中で話合いの中ではこれ以上かかるかもしれないし、それ以下になるかもしれないしというような形のわけですよね。そのあたりは今後市民にしっかりと説明して、実際に市民の負担というのが幾らぐらいになるかというのをちゃんと説明して、それを超えないようにやるのが筋だというふうに考えるわけでございます。  複合施設約36億円というようなことに実際になるというようなことでございますけれども、この約36億円の中に例えば複合施設の周辺整備、例えば道路改良とか、例えば上下水道、こういったものをつなげる云々という金額も入っているんですかね。これも含めて約36億円だという話になっているのか、これはいかがですか。 ○副議長(剣持雄吾君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) ご質問の周辺道路、あるいは下水道事業につきましては、それぞれ道路事業、下水道事業ということで36億円の中には含まれておりません。 ◆9番(安中聡君) それで、総整備では合計としては大体幾らぐらいになるというふうに出ていますか。 ○副議長(剣持雄吾君) 暫時休憩します。          午後 4時32分 休憩                                                      午後 4時32分 再開 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。 ◎都市整備課長(塚野一也君) ご質問の道路事業、それと下水道事業の合計ですが、現在約1億5,000万と見込んでおります。 ◆9番(安中聡君) お答えありがとうございます。ということは、周辺整備も含め、上下水道も含めると、この時点で約37億5,000万かかるというような形ですよね。36億を超えないようにやっていくと、市長だったかな、言いましたけども、もう既にオーバーしているというようなのが普通の感覚からいえばある。一番最初は25億でしたかね、それから始まってというような形でだんだん金額が上がって今の36億。周辺入れれば約37億5,000万というような形になっていると。市民としては、当初聞いていた金額と違うというのは、幾らにせよ、最終的にじゃないですけども、36億と発表されたことに対してちょっとおかしいじゃないか。人口も減少して、五泉市の人口は5万人を切っていて、今や人口5万人未満の都市というふうな形の分類になっていると思います。それで、複合施設、恐らく例えば実施設計をする段階とかで金額的にもっと膨らむんじゃないかというような試算ってできなかったものなんですかね。もともと聞いていた金額よりやはりオーバーしていくというような試算ができれば、もうちょっと市民の今後の負担を考えて、多少施設縮小していくかと、必要なものというのは実際にどれだか絞り込んでいこうやというような話になっていくのが普通かなと、普通の感覚だとやはりお財布の中身が決まっていればそれ以上の買い物というのは大体しないもんですけれども、そのあたりはいかが考えていたのか、これはどうでしょうかね。 ◎市長(伊藤勝美君) ちょっと理解に苦しむんですけども、最初はですね、平成30年の12月の全員協議会におきましては、建設費25億円から28億円に増額になった、建築費ですよ。外構工事を入れると36億円になると。また、今の議論の中で道路整備と下水道、下水道はこのためじゃなくて周辺の引っ張っている整備でありますので、道路に関しましても、東公園のところは狭くなる、6メートル道路を造らなければならない、付随してなるわけでありまして、会計上、建設費という中にはそれは最初から含んでいないわけでありますので、そこにかぶせてですね、いや高くなった、36億より高くなったじゃないかという議論ではないということで認識をお願いします。 ◆9番(安中聡君) 一般的な感覚からいくとそういう話じゃないですよね。大体複合施設を建てるのに例えば土地買収にしろ、それまで建っていた建物を移転するにしろ、費用が当然かかってくる。そういったのもひっくるめ、また実際に水道を引っ張ってくるとか、道路をバスの乗り入れですかね、それをするために大きくするとかというような話で周辺の道路を整備するというのも、やはり複合施設に関わってくる総合的な経費、これを市民はやっぱり気にするもんです。実際にちょっと金額が大き過ぎるじゃないかと。今実際に五泉市の人口減少が進んでいる。人口が増えているんなら考えなくもないけれども、人口が実際に5万人切るような状況。少なくとも今現段階でようやく五泉市って5万人切るんだというような話でなく、大分前から五泉市の人口が5万人を切るだろうというふうな推計たしかなされていたと思います。その段階で本当にこれほどの施設が必要なのかと。市民の中には、今まで五泉市の中には様々な使っていない土地がある。また、例えば山王中学校のように、せっかく整備したけれども、廃校になって、はっきり言えば宝の持ち腐れ、そういった施設というのは、やはりしっかりと改修していけば、市民が希望するような例えばイベントの会場になったりとか、生産の拠点になったり、情報の発信の拠点になったりするんじゃないかというような声も聞かれました。私としては、そもそも複合施設の出発点というのが、村松町と五泉市、その当時ですけれども、これが合併する際に、真ん中に必要な施設として建てるというような形でなら賛成しなくもないところはありました。実際に人口減少が進んでいる。その当時まだ5万人いましたけれども、私はやはり五泉地区の住民と、また村松地区の住民がそれぞれ平等に使用できる、そういった施設というのが必要じゃないかと、そういうものであれば、五泉市としてのこれからの大きな活力になっていく。人口が少なくなってくるからこそ、人口集中、イベントの集中の観点からいけば、そういったところの施設というのが重要かと思いますけれども、残念ながら今の複合施設というのは明らかに五泉地区寄り。また、どう考えても村松地区の住民からは遠過ぎるというような状況で、明らかにおかしい施設ということもありますし、そういった施設に対して36億、37億かけて整備するというのは、やはりこれからの子供たちの負担を考えればなくしていかなきゃいけない、そういったものだというふうに考えますし、実際にこういった計画というのは今からでも見直すべきだと私は思っております。  それで、聞きますけれども、実施設計、先ほど市長は25億から28億になりましたというような形で答えていたのは、恐らく実施設計の部分を全部除いて、建物自体で28億円だから、これでいいんじゃねえかというような回答だと思うんですけれども、市民からすれば、実施設計、そういったものも含めて金額を収めてくれるんじゃないかと期待していた部分あるんですけれども、そこは実施設計の段階では一切分からなかったんですかね。それだけの能力が残念ながら五泉市にはないということなのか、そのあたりをお聞きしたいんですけども。 ◎市長(伊藤勝美君) 議論が違っておりましてですね、先ほども答弁させていただきましたが、建築費が28億円ということでございます。実施設計でございます。それで、用地の購入費、物件補償料、造成工事費、また管理委託、これが8億円を見込んでいるということでありましてですね、この金額は金額として今示させていただいております。それで、その道路、また下水道、それ違うとこ、この横のところに置いていただきたい。それとですね、最初の議論のところはそこは終了しているという認識でございまして、建設に入って今基礎工事をやっている段階でありますので、先ほどの羽下議員さんのお話のとおり、しっかり建設に着手させていただき、完成させていただき、にぎわいのある施設として、誇れる施設として、一緒になって考えていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 ◆9番(安中聡君) これが有用な施設であれば当然市民のためにどういった利用ができるか、市民の税金が無駄にならないような、どういったにぎわいを創出していくかということを考えていけるところでございますけれども、大本の論点が残念ながら市長とは違うというところでございます。で、それは違うは置いておいてはいけないんでしょうけれども、次の話というか、続いてはいるんですけれども、要するに私が先ほど聞いたのは実施設計、実際にどういう建物を建てるのか、例えばどういう資材が複合施設を建てるのに必要なのか、当然そういった部分が実施設計に入っているというふうに考えるわけです。実際に例えばどういった柱を造るのか、どういった大きさにするのか、どういったものを例えば瓦載っけるのかというような話、恐らく実施設計の段階で出てくるというところがあれば、当然それを概算を見積もって、実際にその資材というのが幾らぐらいになるだろうというところで、ちょっと待てよ、これお金かかり過ぎるじゃないか、ちょっと計画変更しようか、またそういったことを市民にお知らせしようかというふうな話になっていくというふうに考えるんでありますけれども、そういったことというのは一切想定できなかったわけなんですかね、そこを知りたいんですよ。 ◎市長(伊藤勝美君) 勘違いしていただくと困るんですけども、基本設計があってですね、実施設計をするわけです。その実施設計をもって入札するわけでありますので、分かりますかね。分かりますかねというのはちょっと、取り消しさせていただきます。実施設計をもって入札行為をし、その入札を落とした業者が、これどの事業でもそうです。道路設計のときでもそうですけども、基本設計をやりですね、実施設計をやり、その実施設計で固めるんです、建物の中も、電気も。その固めたところ、実施設計というのはそういうことです。実際の建物を造ったのを絵に落として、数字に落として、それを入札にかけるわけであります。その入札の結果、今基礎工事に入っているところでありますので、実施設計のときにこれが要らない、あれが要らないという話じゃありませんので、実施設計という、出来上がったらもう、形が出来上がって、お願いしますといって形が出来上がってくるわけでありますので、それ理解していただきたい。 ◆9番(安中聡君) 言われたとおり、実施設計をしてから入札ですよね。入札のときには当然平均的な価格が幾らになるのかというのが出てくるというふうに理解しています。当然実施設計をしない段階で幾らの入札平均額になるかなんていうのは出てこないんでありましょうけれども、実際五泉市が入札の予定価格、舞台設備工事とか、また建物本体とか、そういったものをひっくるめて大体幾らぐらいになるかというのを入札の予定価格合計してみましたけれども、大体28億円ということになりますよね。要するに実施設計を実際に組み上げた段階で28億円になる。要するに実施設計は建物本体の工事含めない、28億円の中には含めないから、それでいいんだというような考え方かもしれませんけれども、明らかに実施設計が終わった段階、実際に入札の予定価格を組んだ段階で28億になっている。それまで土地を購入したり、また建物の移転補償とかやったりして、その関係を計算していけば、当然28億、全体の工事費として収まるわけがないというようなことは気づくはずでありますよね。気づかないという程度の五泉市の能力だというならまた話は別なのでございましょうけれども、私はそうではなくて、そのぐらいは気づくだろうと。五泉市の皆さんのこれからの子供たちの負担を考えれば、こんなに大きな金額というのはちょっと合わないんじゃないかと。また、実際にそういったのが分かった段階で、当然これだけちょっと予定より大きくなりましたと、市民の皆さんの理解を得るために説明会開かなきゃいけないというような話ししなければならないと私思うんでありますけれども、外構、実施設計、土地買収、また移転補償、それをひっくるめて幾らかかったか、また実際の入札金額で約大体28億と見込んだときに、これだけの金額になりますよというような説明会というのをどれぐらい開いたのか、これはいかがでしょうかね。 ○副議長(剣持雄吾君) 暫時休憩します。          午後 4時47分 休憩                                                      午後 4時47分 再開 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。 副市長。 ◎副市長(五十嵐明君) 先ほど市長も申し上げたと思いますけれども、平成30年の12月の20日の日に全員協議会で25億から28億になりますというお話を申し上げております。私が申し上げる必要もないとは思うんですが、議員の皆様方、それぞれ市民から選ばれた方でございますから、私どもとしては議会の了承をいただければ、その形で進んでいくものというふうに理解しておりますので、その都度、その都度市民に対する説明会というのは不要というふうに考えております。 ◆9番(安中聡君) 今物すごい本音というかね、出ましたけれども、市民の側からすれば、議員に説明したら終わりですというような状態というのは、残念ながら市民の間で理解は広がっていかないんですよ。市のほうから広報で実際にこれくらいの金額かかりますよと、こういったことをちゃんと市民と膝を交えて説明させていただきますというようなことでやっていかないと、それおかしいんじゃねえかという声が当然後から出てくるんです。これから実際に複合施設通う方は、いや、自分たち子供たちを犠牲にしてこういった施設できたんだねというような話をされていくというようなこと、容易に理解できる。私としては、そういう悲しい事態というのは避けたかったわけですけども、残念ながら市長等々のほうはそこまで考えが至っていなかったのかというところがあります。やはり市民の了解を得て、議員に説明したからもういいんだと、一般市民に説明する必要はねえんだというような考え方でやっていくから、こういうおかしなことになるし、実際に今も高過ぎるじゃないか、子供たちのことを考えればこんな施設要らねえじゃないかという声が実際に出ている、私のところにもたくさん来ている、そういったことになるんです。当然ほかの議員は賛成というような形で声が出ているかと思いますけども、残念ながらそういったことを直接的に言ってくれるのは安中さんしかいねえんじゃないかということで私のところに来る、そういったのが今の状況なんでございます。こういったのはしっかりと変えていかなきゃいけない。市民にちゃんと膝を交えて説明して了解を得るというのが当たり前の姿勢だし、それはぜひとも今後はやっていただきたいというところです。 ◎市長(伊藤勝美君) 今令和2年度の予算をお願いしているところでございます。248億余、これはみんな重要なことでございまして、説明をする案件と、議会のところで承認得たら事業、道路工事、またその道路は町内にあればその町内会には説明を申し上げます。勘違いしないでいただければ、今ほど副市長が言ったのはですね、議会の承認をいただいて物事を進めていくと、私に対しては1円も私の個人の判断で使われるお金はないわけでありまして、皆これから議案審議、予算審議していただいて賛成をいただき、この予算を執行させていただきまして、市民の幸せづくりのために、先ほど申しましたにぎわいづくりのため、幸せのためにこの予算を有効に使っていくということが我々の中の使命でありますので、ご理解のほどお願いします。 ○副議長(剣持雄吾君) それでは、以上で本日の一般質問は終了いたします。 ○副議長(剣持雄吾君) 本日はこれにて散会いたします。              午後 4時51分 散会...